このドラマは毎週土曜日夜9時から日本テレビ系列で放送している連ドラです
プロ野球の読売ジャイアンツの満塁男と呼ばれていたスラッガー小木駿介(反町隆史)は、右肩の故障を機に引退をするのですが、馴染めないサラリーマン生活と自身の中で燃え尽くす事の出来なかった野球魂を再燃させる為にカムバックを図ろうとします。
しかし結婚を直前に控えたある日に、その思いを婚約者の二ノ宮さつき(加藤あい)に告げたところ彼女から猛反対を受けます。既に駿介は34歳。とてもカムバック出来る年齢では無いと思っていたからです。
それでも駿介はその夢を捨てきれず、認めて貰えないさつきと別れる事を決意します。
ところがその日駿介は、運悪く帰宅途中の橋の上で雷に打たれ死亡してしまうのです。
天国への案内人田中(児玉清)の話から自分が落雷死した事を知らされた駿介ですが、再起を決心した直後の現実を彼は受け入れる事が出来ませんでした。
しかし良く調べた結果、本来死亡する予定の運命を背負っていたのは駿介と一文字違いの人間だった事が分かります。
とんだ天界の間違いで危うく殺されかけた駿介は、これで自分の体に戻れると踏んでいたのですが、既に自分の遺体は荼毘に臥されていたので戻る肉体が存在しません。
そこで駿介は田中の計らいで、その日に死亡する運命を持つ人物の体に乗り移る事にします。
ただ彼が乗り移った体の元の持ち主は大手ファンド会社の冷酷無比な取締役社長。スポーツからも縁遠い人間でした。しかも心が乗り変わっただけの事なので、見た目はその社長のまま(ドラマ上で演じているのは反町隆史)。周囲の誰もが彼が小木駿介だとは思いもしません。
慣れない生活を始める事になった駿介の元に、追い討ちをかけるかの様に彼の隠し子であると言う中学生、藤本雛(志田未来)が現れ更にややこしい展開に。
しかし駿介は基礎が全く出来ていない今の自分の体でもう一度プロ野球選手になる努力を始めようとします。
そんなある日、彼の秘書である牛山百子(青田典子)が、自社に対して訴えを検討していると言う法律事務所の弁護士が面会を求め社に来訪している事を聞きます。
その弁護士こそ二ノ宮さつきだったのです。
さつきにとって今の駿介は駿介ではないどころか法的に戦う相手となってしまった訳です。
果たして駿介は再びプロ野球選手としてフィールドに立つ事が出来るのか。そして現実世界で敵となってしまったさつきとは今後どういった展開になっていくのか。。。
と言ったところが見所だと思います。
観る前は、まぁた反町っすが空回りで空気の読めない熱い演技をして浮いているんだろうなぁ、、と思っていたのですが、役回りのおかげかそんなに鬱陶しさは無かったです。。笑。。
死んだ人の魂が他の体に乗り移って生活をしていく、と言う設定は特に新しいものでも無いのですけど、ほとんど期待をしていなかったからか結構楽しめて第1話を観る事が出来ました。
ただ、スポーツマンのカムバックと言う熱い物語にもかかわらず、それでも反町っすの熱い演技はちょっとだけ気になりました。
何なのでしょうねぇ。。演技が上手くないから余計にそう思えてしまうのでしょうかね。
まぁ、ストーリー展開としては単純なものになっていくのかも知れませんが、そういうお話は結構好きなので最後まで観られるかなぁ、と思っています。
加藤あいや志田未来も可愛いし。。
それにしても児玉清が「その通り」と言うとどうしても「クイズ アタック25」や彼のモノマネをする博多華丸を思い出してしまいます。。
あの人も演技が濃いのですかねぇ。。
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